基礎知識

【基礎知識】通貨ペアの表記の意味

こんにちは!裁量トレーダーのまさです!

今日もFXの勉強をしていきましょー!

今回は、FXを行う上では基礎中の基礎となる通貨ペアの表記の意味についてです!

「そんなこと知ってるよ~」という声が聞こえてきそうですが、

この意味をきちんと理解していないと、レバレッジや必要証拠金、取引数量などを計算できません。

まさ
まさ
特に、FXの資金管理においては大前提となる知識です

なので、FX初心者の方はこの記事を読んで通貨ペアの表記の意味は今のうちにきちんと理解しておいてほしいと思います。

中上級者の方はあえて読んでいただく必要はありませんが、知識が曖昧という方は一度目を通していただき、再確認をしていただければと思います。

ということで、さっそく始めていきましょう!

通貨ペアの表記の意味~基軸通貨と決済通貨~

例えば、通貨ペアは、通常「ドル/円」のように表記されます。

この時、左側に表記される通貨を基軸通貨右側に表記される通貨を決済通貨と言います

そして、基軸通貨と決済通貨にはそれぞれ役割があります。

それを示すと次のようになります(※円建口座を前提とする)↓

基軸通貨の役割

レバレッジ必要証拠金取引数量を基軸通貨の対円レートで計算する

決済通貨の役割

損益を決済通貨の対円レートで計算する

例1:ユーロ/円の場合

例えば、「ユーロ/円」の通貨ペアの場合、

  • 基軸通貨・・・ユーロ
  • 決済通貨・・・円

となります。

「ユーロ/円」を取引するということは、基軸通貨である「ユーロ」を軸に取引を行うことを意味します。

そのため、ユーロの対円レートである「ユーロ/円」のレートで取引数量やレバレッジが算出されます

また、損益に関しては、決済通貨が円となっておりますので、損益をそのまま「」で受け取ることができます

そのため、この場合は円貨計算は不要です。

例2:ポンド/豪ドルの場合

例えば、「ポンド/豪ドル」の通貨ペアの場合、

  • 基軸通貨・・・ポンド
  • 決済通貨・・・豪ドル

となります。

「ポンド/豪ドル」を取引するということは、基軸通貨である「ポンド」を軸に取引を行うことを意味します。

そのため、ポンドの対円レートである「ポンド/円」のレートで取引数量やレバレッジが算出されます

また、損益に関しては、決済通貨が「豪ドル」となっておりますのでそのまま受け取ることができず、円貨計算する必要があります。

つまり、豪ドルの対円レートである「豪ドル/円」のレートで損益の計算をすることになります

取引数量とレバレッジの計算方法は次の通りです。

取引数量=取得価格×建玉数量

レバレッジ=(基軸通貨の対円レート×ポジション数量)÷有効証拠金

取引数量とレバレッジの計算方法は少し複雑ですが、今回は基軸通貨と決済通貨のそれぞれの意味と役割を覚えてもらえればOKです

まとめ

まとめです。

今回は超基本的なことを解説しました。

ですが、こういう基本的なことって意外にわかっているつもりでわかってなかったりするんですよね。

「忘れてた!」という方は、通貨ペアの表記の意味を再確認するようにしてくださいね。

ということで、今回はここまでにしたいと思います。

以上、皆さんの参考になればうれしいです。

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それでは~!

ABOUT ME
まさ
FX裁量トレーダーの33歳。 資金管理を軸としたトレードスタイルで月収100万円以上稼ぎ続けています。FXでテクニカルを勉強しているけど成果が出ないという方や、これからFXを始めたいという初心者の方へ資金管理を軸としたトレードスタイルの優位性を発信しています。