こんにちは！裁量トレーダーのまさです。
FXを始めてみたいけど、「そもそもFXのことをよく知らない」という初心者の方は非常に多いと思います。
そこでこの記事では
- 「 FXって何？ 」
- 「 FXで利益や損失が出る仕組みが知りたい！」
- 「 FXってどうやったら始められるの？ 」
という方のために
- FXとは何か
- FXではどうしたら利益や損失が出るのか
- FXを始めるにはどうしたらいいのか
をそれぞれ滅茶苦茶わかりやすく丁寧に解説していきます。
FXとは異なる2つの通貨を売り買いするトレードのこと
FXとは、Foreign Exchangeの略で、日本語に訳すと『外国為替証拠金取引』と言います。
FXは異なる2つの通貨の売買を行い、主にその時に発生する為替差によって利益を出したり損失を出したりする取引のことを言います。
例えば、
1ドル＝100円の時に、100万円を10,000ドルに交換するとします。
しばらくして、1ドル＝110円に値上がったときに10,000ドルを円に交換しようとすると10,000ドルは110万円（10,000ドル×110円）で交換することができます。
つまり、100万円で買った10,000ドルが110万円で売れたので10万円の利益が出たということになります。
このような、通貨の価格変動によって生じる利益を狙うのがFXの取引です。
なんとなくFXのことはわかりましたか？
それでは次にFXで利益や損失が出る仕組みついて詳しく解説していきますね。
FXで利益や損失が出る仕組み
FXで利益や損失が出る仕組みは次の2つです
- 通貨の価格変動による為替差損益
- 通関の金利差によって生じるスワップポイント
続いて、これらについて解説していきますね。
通貨の価格変動による為替差益で稼ぐ
基本的に、FXで利益を出しているトレーダーは主にこの方法で稼いでいます。
FXの取引のセオリーは株などの取り引きと基本的には同じです。
「安く買って、高く売る」ことが重要となります。
図で示すとこんなかんじです。
また、FXは売りからも利益を狙うことができます。
価格が反対方向に動いた場合は損失となります。
このように、FXは将来の価格の変動を予測して通貨の売買を行うので、予測の精度を上げることが非常に重要です。
スワップポイントで稼ぐ
FXの取引では、異なる２つの国の通貨の交換を行うと同時に金利の交換も行われております。
各国の金利は異なるため、その金利の差の調整額を『スワップポイント』と言います。
スワップポイントで利益を出すためには、低金利の通貨を売って高金利の通貨を買い、そのポジションを翌営業日へ持ち越します。
すると、スワップポイントが受け取りとして発生します。
ちなみに、当日中に売買を完結させた場合は、スワップポイントは発生しません。
反対に、高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買った場合はマイナスのスワップポイントが発生し損失となります。
以上、FXで利益や損失が出る仕組みついてはわかりましたか？
それでは、次にFXを始めるには何が必要か解説していきますね！
FXを始めるにあたって準備するもの
FXのトレードを始めるにあたって最低限必要なものはつぎの3つです↓
- パソコン（または、スマートフォン）
- FX用の口座
- 証拠金
それぞれについて解説していきますね！
FXのトレードにはパソコンがおすすめ！
まず必要なものはパソコンです。
FXは、基本的にはパソコンの画面で「チャート」と呼ばれる為替の変動グラフを見ながら通貨の売り買いの判断をします。
パソコンを使うメリットとしては
- チャート画面が見やすい
- 複数足のチャートを同時に何枚も開ける
- 他の通貨ペアも監視しやすい
このようなものがあげられると思います。
FX業者によっては、スマートフォンのアプリでもトレードを行うことはできますが、使いやすさという点においてはやはりパソコンに劣ります。
なので、僕個人としてはFXのトレードにはパソコンを断然おすすめします！
FX業者でFX口座を開こう
FXは『証拠金』と呼ばれるお金をFX業者に預け、そのお金を担保にすることで、そのお金の最大25倍（国内FX業者の場合）の金額の取引を行うことができる信用取引です。
図で示すとこんなかんじです。
まず、FX業者でFX用の口座を開設し、証拠金を入金するところからスタートします。
証拠金を入金することでFXのトレードを始めることができます。
トレードの結果、利益が出ればその分証拠金は増えますし、反対に損失を出せばその分証拠金は減少してしまいます。
つまり、「FXはいかに証拠金を減らさずに増やせるか」が重要となります。
証拠金はFXのトレードを行うための担保金のようなもの
先ほどもお伝えしましたが、 FXは『証拠金』と呼ばれるお金をFX業者に預け、そのお金を担保にすることで、レバレッジの効いたトレードを行うことができます。
そのため、証拠金となるある程度の資金を準備する必要があります。
ある程度と言っても、それほど多い資金が必要というわけではありません。
「じゃあ、FXを始めるにはいくらくらいの資金が必要なのか？」と聞かれるとそれはあなたがどのくらいの金額のトレードをしたいかによって変わります。
なぜなら、取引の金額が大きくなればなるほど、必要となる証拠金も多くなるからです。
例えば、1ドル＝100円の時、米ドルと日本円の取引に必要な証拠金は
1,000通貨（10万円）の取引に必要な証拠金 ＝ 4,000円
です。
たったの4,000円でその25倍の10万円分の取引を行うことができます。
この取引総額に対する必要な証拠金の倍率のことを『レバレッジ』と言います。
このように、少ない証拠金で高額な取引を行うことができるのがFXの魅力の一つです。
『レバレッジ』とは
例えば、1ドル100円の時に10,000ドルを買いたいという時。
本来であれば、100万円必要だが、FXでは4万円で買うことができる。
この時のレバレッジは、25倍（100万円÷4万円）。
レバレッジを上げればその分大きな利益を狙うことができますが、反対に損失が出た場合は損失の金額も大きくなります（ハイリスク・ハイリターン）。
使いどころには十分に気をつけましょう。
まとめ
この記事では次のことを学びました。
- FXとは、異なる2つの通貨を売り買いするトレードのこと
- 為替差益やスワップポイントで利益を狙う
- FXのトレードにはパソコンが断然おすすめ！
- FX業者でFX用の口座を開設しよう
- 証拠金を準備しよう（少額でOK）
- レバレッジとは
繰り返しになりますが、FXを始めるのに大金は必要ありません。
最初は少額で大丈夫です。
まずは、勇気をもって最初の一歩を踏み出してください。
以上、少しでもFXに対する興味をもつ人が増えてくれたら嬉しいです。
「この記事いいな～」と思ったら応援ボタンを押してもらえると励みになります↓
それでは～！
