こんにちは!裁量トレーダーのまさです!
今日もFXの勉強をしていきましょー!
今回は「証拠金」と「レバレッジ」についてですね。
FXは証拠金がすべてと言っても過言ではありません。
証拠金がないとFXのトレード自体できませんし、証拠金の大きさによって取引金額の大きさも変わります。
そして、その証拠金を増やすためのツールとして「レバレッジ」があります。
レバレッジはFXのメリットである一方で、使い方を間違えると破産の原因となる「諸刃の剣」でもあります。
なので、証拠金とレバレッジの関係性を理解することは、FXで億万長者になるための必須科目です。
億万長者になりたいという方は、この記事を読んでしっかりと理解するようにしてくださいね。
ということで、さっそく始めていきましょう!
証拠金の意味
証拠金を増やす方法を知るためには、まずは証拠金というものを正しく理解する必要があります。
なぜなら、証拠金の仕組みがわかれば、それが増える仕組みもわかるからです。
証拠金は不動産投資の頭金のようなものと考えると理解しやすくなります。
不動産投資では物件の金額の10%~30%の頭金が必要になります。
例えば、5,000万円の物件に投資しようとした場合は、500万円~1,500万円の頭金が必要になります。
それに対してFXの場合は、必要となる証拠金は取引金額の4%で済みます(国内の個人口座の場合)。
5,000万円の金額の取引をしようと思ったら、必要になる証拠金は200万円です。
なので、頭金比率で言えばFXは不動産投資よりも有利と言えます。
取引金額を100%として、証拠金(不動産投資の場合は頭金)で割るとレバレッジがわかります。
不動産投資のレバレッジは100%÷10%=10倍(頭金比率10%の場合)
FXのレバレッジは100%÷4%=25倍
と計算できますね。
FXは証拠金がすべて
FXでどれだけ利益をだせるかは証拠金次第と言っても過言ではありません。
証拠金が大きいことによるメリットは次の通りです。
- 取引できる金額の選択肢が増える
- 無理にレバレッジをかけなくても、一定以上の利益を狙える
①取引できる金額の選択肢が増える
当然と言えば当然ですが、証拠金(自己資本)が大きければそれだけ取引できる金額は増えます。
不動産で言えば、購入できる物件の選択肢が増えるということです。
大きな物件を買ってもいいですし、小さな物件を買って利益を狙うこともできます。
そして、大きな物件になればなるほど、大きな利益を狙うことができます。
FXも同様に、証拠金が大きくなればなるほど、取引できる金額が大きくなり、その分大きな利益を狙うことができるようになります。

②無理にレバレッジをかけなくても、一定以上の利益を狙える
これは利益というよりも、メンタル面におけるメリットです。
証拠金が少ないと、どうしても高いレバレッジをかけたくなってしまいます。
身の丈に合わないハイレバレッジな取引は、連敗などによってメンタルの崩壊を招き、破産の原因となります。
反対に証拠金が大きければ、無理にレバレッジをかけなくても一定以上の利益を狙うことができるので心にゆとりを持ったトレードを行うことができます。
証拠金を増やす方法
では、証拠金が少ないときはトレードをしてはだめなのかと言うとそうではありません。
証拠金の大きさに見合うトレードを行えばいいだけです。
- ハイレバレッジの博打的なトレードを避ける
- 長く継続することを最優先にする
- 複利で増やしていく
これらのことができれば、自然と証拠金は増えていきます。
トレードを長く継続することができれば、相場観が養われるという副産物もあります。
さらに、給与収入やその他の収入を証拠金に積み立てて行けば、証拠金が増えるスピードを加速させることもできます。
レバレッジの意味
続いて、レバレッジの意味について解説します。
FXと言えば、レバレッジと言うほど、レバレッジは重要な役割を担います。
ですが、レバレッジの本当の意味や正しい活用法を知っている人は極少数です。
「レバレッジはテコの原理」
このくらいなら誰でも知っていると思いますが、これだと「わかったような、わからないような」と感じる人も少なくないと思います。
レバレッジをかけられるのはFXのメリットですが、間違った使い方をすると破産の原因となってしまいます。
なので、他のサイトでは語られることのない、レバレッジの本当の意味について解説したいと思います。
レバレッジ=借金
一言で言うと、レバレッジとは「借金」のことを言います。
FXでは、取引金額が大きくなればなるほど、得られる収益は大きくなるんでしたよね。
ですが、私たち個人投資家の多くは、最初からそんなに多くの資金(自己資本)を持っていないのが普通です。
なので、自己資本の何倍もの資金を借り入れて、投資額を増やそうとします。
このように、資金を借り入れることを「レバレッジを利かせる」と言います。
住宅ローンもレバレッジの一種
あまり意識している人はいないと思いますが、実は、住宅ローンもレバレッジの一種です。
マイホームを購入しようとするとき、全額キャッシュで支払うという人はあまりいません。
多くの場合、ある程度の頭金を用意したら、残りの金額は住宅ローンを組むことになると思います。
この例でいくと、4,000万円の借金を背負うことになりますね。
もしも、借金を返せなくなったら、担保となっている家は差し押さえられてしまうことになってしまいます。
そして、手元に残るのは多額の借金だけといった状況もあり得ます。
マイホームを購入しようとする人は、このようなリスクを背負う代わりに、今すぐにかけがえのない価値(リターン)を得ようとするわけです。
このようなリスクはマイホームの購入金額が上がれば上がるほど発生する可能性は大きくなり、発生した場合の自分へのダメージも大きくなります。

FXの場合も同じです。
レバレッジ5倍であれば、自己資金100万円で500万円の資金を動かすことができます。
利益は5倍になりますが、当然、リスクも5倍です。
つまり、レバレッジを上げれば上げるほどハイリスク・ハイリターンになるのです。
成功するために計画的な借金は必要
借金と聞くと、「借金は悪いものだ」というイメージを持たれてしまうかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
企業の財務的な観点から考えると、借金=「融資を受けること」という見方もできるからです。
事業規模の拡大や新規事業へ参入していこうというときの先行投資のために、多額の資金が必要になるということはよくあるケースです。
そのようなときにうまく融資を活用することは、別に悪いことではありません。
むしろ、経営者として手腕が試されるところだと思います。
つまり何が言いたいかと言うと、借金がすべて悪いというのではなく、無理な借金や無計画な借金が悪いということです。
レバレッジの正しい活用法
それでは、ここからはレバレッジの正しい活用法について解説していきます。
結論から言うと、
口座の最大レバレッジが高いほど有利
となります。
レバレッジ25倍が可能と聞くと、25倍のレバレッジをかけなければならないと思い込む人がいます。
特に初心者の方は、そもそもレバレッジのことを意識していなかったりするので、無意識にフルロット(レバレッジ25倍)で取引をしてしまいます。
ですが、それは誤ったレバレッジの使い方です。
レバレッジ25倍で取引できるということは、レバレッジ1倍でもレバレッジ2倍でも取引できるということを意識するようにしてください。
レバレッジ25倍で取引できる = レバレッジ1倍~25倍の選択肢がある
レバレッジは自動車のスピードメーターと同じ
レバレッジは最高時速300キロで走ることのできる車に例えることができます。
このような感じですね。
レバレッジ1~2倍は時速40~60キロなので公道を走るのと同じくらいの速さです。
レバレッジ3倍は時速100キロで、高速道路を走るくらいの速さといったところです。
レバレッジ25倍は時速300キロです。
こんな速さで走ったらプロのレーサーでもない限り間違いなく事故ってしまいますよね。
なので、FXにおいても制限速度を守った安全運転が必要になるのです。
レバレッジは欲望計
「ハイレバがリスクということはわかってる!」
「でも、どうしてもレバレッジをかけずにはいられないんだ!」
という人はレバレッジを欲望計だと考えるようにしてみてください。
レバレッジ1倍であれば欲望1倍、レバレッジ2倍であれば欲望2倍という具合です。
海外口座ではレバレッジを888倍かけられたりしますが、そうなると欲望は888倍です。
欲望の化身の称号が得られそうです(笑)
レバレッジ1倍 ⇒ 欲望1倍
レバレッジ2倍 ⇒ 欲望2倍
レバレッジは切り札
レバレッジは「切り札」と考えることが大切です。
「切り札」はいざという時につかうものなので、そう簡単に出すわけにはいきません。
「切り札」という考え方は、レバレッジを上げることが常態化している人への処方箋にもなります。
では、その切り札の使い時はというと次のようなときです。
- ストップを置きやすく、損切りの判断が非常に明確なとき
- 長期、中期、短期ともに相場が反転するポイント
切り札の使い時以外では、レバレッジを低くと心掛けることが大切です。
とにもかくにも、
レバレッジは低く、低く
これが証拠金を増やして億万長者になるための秘訣です。
まとめ
まとめです。
今回の記事では「証拠金とレバレッジの関係」について解説しました。
FXは証拠金がすべてと言えるほど、証拠金の大きさが成果に影響します。
現時点で証拠金が少ないのであれば、証拠金を増やすことに重きを置くようにしましょう。
そのためには、
- ハイレバレッジの博打的なトレードを避ける
- 長く継続することを最優先にする
- 複利で増やしていく
ということが重要です。
この中でも「長く継続する」ということは特に重要です。
何事も継続が大事、諦めたらそこで終了ですからね。
そして、レバレッジを上げることのリスクはしっかりと認識するようにしてください。
レバレッジのリスクを正しく理解し、使いどころを見極めるということが最も重要です。
ということで、今回はここまでにしたいと思います。
以上、皆さんの参考になればうれしいです。
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それでは~
