こんにちは!裁量トレーダーのまさです!
今日もFXの勉強をしていきましょー!
今回のテーマはこちら、
「【そのままでは危険!】資金管理に対する間違った考え方」
といった内容で記事を書いていきます。
「資金管理」と言っても世の中には様々な情報が出回っているので、「情報が多すぎてどれが正しいのかわからない!」という人もいるのではないでしょうか。
確かに、資金管理に対して正しい情報もあれば間違った情報も混在しているので、迷われても仕方ないかなと思います。
人によっては、間違った情報を取り入れてしまい、間違った認識で資金管理を理解しているひともきっといるはずです。
僕は、「FXでは資金管理が重要ですよ~!」ということを何度もお伝えしております。
なぜなら、FXで稼げるようになるためには、資金管理について正しく理解したうえで、資金管理スキルを身につけるということが非常に重要だからです。
「資金管理を学んだところで、トレードで勝てるようにはならないでしょ!」
と考えているそこのあなたも、この記事を読み終わるころにはその認識を改めているはずです!
ということで早速はじめていきましょう!
資金管理に対する一般的なイメージ
資金管理に対する一般的なイメージといえば、
- 資金管理は重要だけど、特別に意識はしていない(もしくは、意識しているつもり)
- 「資金管理とは何か?」と聞かれると答えられない自分に気づく
こんな感じだと思います。
「資金を減らさないように、気をつけることが資金管理だ」と言うトレーダーも中にはいらっしゃると思います。
だとしたら、
- 具体的に何に気をつけるのですか?
- 気をつけるという行動で何が変わりますか?
- 気をつけるとは何を指しているのですか?
これらの質問にはっきりと答えることはできるでしょうか?
たぶん、はっきりと答えることはできないと思います。
例えば、

戦場で判断ミスをした結果、その部隊全員の命を失うということがあります。
この時、「以後、気をつけます!」で済まされることはありません。
また、人命や国益に関わる重要な任務を命じるときに「気をつけるように」という抽象的な指示だけでおわるわけもありません。
要するに、重要な任務であるほど命令や注意事項は具体的でなければならないのです。
資金管理も具体的でなければならない
資金管理はどうでしょうか?
資金管理は僕たちトレーダーにとって命とも言える投資資金を扱うときのルールです。
重大な任務であるからこそ、そのルールは具体的でなければなりません。
具体的とは、その定義などがはっきりと示されているということです。
資金管理の定義や資金管理の範囲は下記の記事で書いておりますので、あわせて読んでもらえればと思います。

資金管理に対する間違った考え方
続いて資金管理に対するよくある間違った考え方を紹介したいと思います。
それは次の2つです↓
- 資金管理は「守り」
- 資金管理では勝てない
もしもそうであったとしたら、今日この日から認識を改めてもらう必要があります。
これらの考え方について詳しく解説していきますね。
資金管理は ×「守り」 〇「攻め」
資金管理というと、やはり「守り」のイメージが強いと思います。
実際、資金管理を消極的に捉えている人のほとんどは、
「資金管理は損失を減らすことはできても、利益を増やすことはできない」
と考えます。
資金管理とは
損益のボラリティをコントロールすること
を意味します。
- 利益は損失の裏返し
- 損失は利益の裏返し
ですので、資金管理では、損失はもちろん、その裏返しである利益もコントロールすることができるのです。
利益をコントロールできるということは、つまり、
利益を
- 増やすことも
- 減らすことも
できるということです。
相場に上昇と下落の両面があるように、投資にも利益と損失の両面があります。
ということは、利益と損失にも増やすと減らすの両面があるということです。
- 相場 ⇒ 上昇 ・ 下落
- 投資 ⇒ 利益 ・ 損失
- 利益と損失 ⇒ 増やす ・ 減らす
これらの両面をボラリティとして捉え、コントロールしていくのが「資金管理」なのです!
資金管理では ×「勝てない」 〇「勝てる」
資金管理だけでも勝てるということは以前の記事でもお伝えしておりますが、
資金管理の4大要素である、
- リスク許容
- 勝率
- ロスカット
- リスクリワード
をバランスよく保っていることができれば、資金管理だけでも勝つことはできます。
資金管理と手法は一体でなければならない
「資金管理では勝てない」と考えている人は無意識に資金管理と手法を分けて考えている人です。
別々のように思われるかもしれませんが本来、資金管理と手法は一体のはずです。
なぜなら、資金管理を前提としない手法はただの「相場当てゲーム」になってしまうからです。
資金管理を無視すればだれでもすごい手法を考え付くことができます。
「ここで買って」「ここで売って」を当てればいいだけですので、証拠金は増えなくても、勝率が50%以上であればいいわけです。
例えば、こちらの表をみてください↓

この表は資金管理を前提としない勝率90%の手法を示しております。
勝率は90%ですが、トータルではマイナスになっていますよね。
資金管理を前提としなければこのような手法でも良いということになってしまいます。
実は世に出回っている商材(手法)の多くが資金管理を前提としていません。
資金管理を前提としなければだれでもすごい手法を思いつくことはできます。
なので、僕のブログを読んでくれているあなたはそのような商材(手法)に踊らされないように注意してくださいね。
まとめ
まとめです。
今回の記事では、「資金管理に対する間違った考え方」について解説しました。
まず最初に資金管理に対する一般的なイメージについて書かせていただきました。
そのうえで、資金管理について具体的(定義や範囲)に理解しましょうというお話をさせていただきました。
資金管理の定義や範囲については過去の記事を読んでもらえればと思います。
続いて、資金管理のよくある間違った考え方について紹介しました。
それが次の2つでした↓
- 資金管理は「守り」
- 資金管理では勝てない
資金管理は「守り」ではなく「攻め」の考え方です。
損失だけでなく、利益もコントロールできるということは覚えておいてくださいね。
また、資金管理で勝てないと考えている人は資金管理と手法を分けて考えている可能性があります。
資金管理を前提としない手法では最終的に利益を残すことはできませんので資金管理と手法は一体でなければなりません。
世の中に出回っている商材(手法)のほとんどは勝率を唄うばかりで、資金管理を前提としないものがほとんどですので、注意してくださいね!
ということで、今回はここまでにしたいと思います。
以上、皆さんの参考になればうれしいです。
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それでは~!
