こんにちは!裁量トレーダーのまさです!
今日もFXの勉強をしていきましょー!
今回のテーマは「ロスカット(損切り)」についてです。
ロスカットと聞くとネガティブなイメージを持たれる方は少なくありません。
それもそのはず。
FXは資産を増やすためにやっているのに、ロスカットをしたら反対に資産は減ってしまうことになりますからね。
特に、初心者の方は「できる限りロスカットをしないように、しないように」と考えがちです。
ですが、このような考え方は致命的な間違いです。
利食いとロスカットを繰り返しながら資産を増やしていくのがFXのトレードです。
つまり、FXで稼いでいくためにはロスカットと上手に付き合っていかなければなりません。
なので、今回は「ロスカットと上手に付き合っていくために必要な6つの考え方」について解説します。
この記事を読めば、あなたも安心してロスカットができるようになります。
むしろ、ロスカットのありがたみすら感じられるようになるかもしれません。
ということで、さっそく始めていきましょう!
ロスカットと上手な付き合い方をするために必要な考え方6選
結論から言うと、ロスカットと上手な付き合い方をするために大切な6つの考え方はこちらです↓
- 安心してロスカットする
- ロスカットは方向転換するチャンス
- チャンスは何度でもある
- ロスカットを後悔しない、後悔しないためにロスカットする
- 残った証拠金に焦点を当てる
- ロスカットに感謝する
順番に解説していきますね。
①安心してロスカットする
FXという投資で稼いでいく以上、「投資家としての考え方」はもちろん大切です。
実は、投資家としての考え方以外にもう一つ違った目線からの考え方が必要です。
それは、「経営者としての考え方」です。
- 投資家としての考え方・・・証拠金の増加曲線の最適化
- 経営者としての考え方・・・利食いと損切りのバランスの最適化
投資家としての考え方
投資家としての考え方とは、つまり、証拠金の増加曲線の最適化です。
メンタルの負荷を減らすため、証拠金は一定の時間をかけながらゆっくりと増えていくのが理想です。
一気に増えすぎてもダメですし、減っていくのは最悪です。
投資家として、証拠金の増加曲線の最適化が求められます。
証拠金の理想的な増え方については下記の記事も参考にしてくださいね↓

経営者としての考え方
一般的な企業の場合、商品やサービスをお客さんに売ることで利益を得ています。
企業はそのような商品やサービスをタダで手に入れることはできません。
その商品を仕入れたり、サービスを生み出すためにはお金(費用)が必ず必要です。
企業の場合、売上から費用を差し引いて、残ったお金が利益となります。
商品の仕入れにかかる費用やサービスを生み出すためのお金は、利益を得るためには必ず必要なので、これらの費用は必要経費と言えます。
企業は、売上と費用のバランスを最適化することで利益の最大化を目指します。
商品やサービスの価格が高すぎるとお客さんに勝ってもらえないですし、費用を下げ過ぎると商品やサービスの品質が下がってしまうリスクがあるからです。
FXの場合は、利食いが売上、ロスカットが必要経費です。
利食いからロスカットを差し引いて残ったお金が利益となります。
利食いとロスカットを繰り返しながら、長期的な目線でトータルで利益を残すという考え方が大切です。
「ロスカットは利益を得るための必要経費」という考え方ができれば、安心してロスカットをすることができますよね。
一回一回の利食いやロスカットに一喜一憂していてはいけません。
ぜひ、経営者の目線となって利食いと損切りのバランスの最適化を目指すようにしてください。
戦略的に、どのように利食いし、どのように損切りし、その結果どのように証拠金を増やすのか。
これを突き詰めていくことがまさに資金管理です。
「ロスカットは必要経費」という考え方ができれば安心してロスカットできる
②ロスカットは方向転換するチャンス
ロスカットは次のチャンスへ方向転換するためのサインです。
一つのポジションにこだわり続けていては、次にくるチャンスに乗ることできません。
もしも、あらかじめ決めておいたストップに相場が動いたときは潔くロスカットをして、次のチャンスに備えることが大切です。
③チャンスは何度でもある
しかも、そのチャンスは何度でもあります。
いつでも、次のチャンスへ方向転換することができます。
1回のトレードをして終わりではありません。
「トレードは繰り返すもの」ということをしっかりと意識するようにしましょう。
④ロスカットを後悔しない、後悔しないためにロスカットする
ロスカットをして後悔する必要などまったくありません。
なぜなら、相場がどう動くかは誰にもわからないからです。
もしも、ロスカットをした後に相場が反転して利益方向へ動いたとしても、それはただの結果論でしかありません。
むしろ、「あの時損切りしていれば、大損しなくて済んだのに」という後悔をしないようにすることの方が大切です。
そのような後悔をしないために、私たち投資家にはロスカットという選択肢が与えられているのです。
⑤残った証拠金に焦点を当てる
エントリー前にあらかじめ決めておいたストップでロスカットをすることができれば、「しっかりと損失を限定して確定することができた」と自分を褒めてあげるべきです。
損失が限定されていれば、トレードに必要な証拠金はまだ十分に残っているはずなので、「その証拠金を使って次はどのようなトレードを行うか」ということを考えるようにしてください。
⑥ロスカットに感謝する
ロスカットをすることで、証拠金を残すことができます。
証拠金があるから、今後もトレードを繰り返すことができるのです。
「証拠金を守ってくれて、ロスカットさんありがとう」と感謝することができるようになったら、あなたはそこら辺のFX初心者とは一線を画すトレーダーになっているはずです。
まとめ
まとめです。
今回の記事では「ロスカット(損切り)」について解説しました。
FXは利食いと損切りを繰り返しながらトータルで利益を残していく投資です。
なので、ロスカットとの上手な付き合い方を身につけなければなりません。
そのために6つの大切な考え方を紹介しました。
- 安心してロスカットする
- ロスカットは方向転換するチャンス
- チャンスは何度でもある
- ロスカットを後悔しない、後悔しないためにロスカットする
- 残った証拠金に焦点を当てる
- ロスカットに感謝する
これら6つの考え方をしっかりと理解してトレードを行っていくようにしてくださいね。
最後に相場の格言を紹介して終わりたいと思います。
「No pain, no gain(「痛みなくして得るものなし」)」
投資に損失はつきものです。
損失との上手な付き合い方を身につけていきましょう!
以上、参考になればうれしいです。
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それでは~!
